社長あいさつ（40周年）
このたび弊社は、1978年（昭和53年）5月20日の事業開始以来、40周年を迎えることが出来ました。これはひとえに、弊社の交通調査に係る技術に対して高い信頼をお寄せいただいたクライアントの皆様、会社の運営を資金面で支えてくださった金融機関の皆様、そして資本を提供してくださった株主の皆様の、多大なるお力添えのおかげと感謝いたしております。役員ならびに社員一同の代表として、厚く御礼申し上げます。
この40年間の社会経済は、バブル景気やリーマンショックなど、激変の時代を経てきましたが、弊社の関わる交通調査の分野においても、情報通信技術（ICT）の着実な進歩に伴って変貌してきています。例えば、ETC2.0やスマートフォンなどの普及により、車や人の移動データは自動的にリアルタイムでの取得が可能となり、これらのデータは日々刻々と収集され、ビックデータとしてストックされていきます。今後の交通に関する調査データは、このビックデータの中からピックアップしていくことが主流となっていくでしょう。 膨大なデータの中から、必要かつ十分なデータを抽出し、的確に分析していくことが、弊社の今後の責務であると痛感しております。
一方で、人手に頼らざるを得ない詳細で緻密な交通量調査等のニーズは、時代とともに変化しながらも残っていくものと考えています。
今後とも弊社は、多様な調査手法を着実かつ迅速に駆使する技術を磨き、社会に貢献していく所存です。引き続き、ご愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。
2018年（平成30年）5月20日
代表取締役 鈴木弘幸
